2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ノウハウ直接知財 直接直接知財と間接直接知財

これはもちろん一般的な傾向に過ぎないのだが、トリガー直接知財は直接直接知財で流通されることが多く、娯楽直接知財は間接直接知財で流通されることが多く、ノウハウ直接知財の流通形態はその中間である。 ただし、これらの傾向を導き出す母数には直接直接…

直接直接知財と間接直接知財 その2

ノウハウ直接知財のこの先の説明をするためには、直接知財の流通形態、つまり直接直接知財と間接直接知財のより深い説明をしておかなければならない。 本来、以前にこの分野の説明をしたときにこの項も説明するべきであった。しかし今になってようやくこの項…

ノウハウ直接知財 ノウハウ直接知財の取引 その6

取引の無効化 ノウハウ直接知財もトリガー直接知財と同じく、情報財としての特徴、つまり取引の無効化が不完全にしかできないという性質を持っている。しかし、この特徴はトリガー直接知財の場合とは微妙に発現機序が違っている。 まず最初にノウハウ直接知…

ノウハウ直接知財 ノウハウ直接知財の取引 その5

同じ情報を陳腐化させずに大量に発信できる ここまで述べてきた理由によりノウハウ直接知財の受信コストが大きいことを理解してもらえたと思う。そしてこの高コストにより表題の「同じ情報を陳腐化させずに大量に発信できる」という特徴が浮かび上がってくる…

ノウハウ直接知財 ノウハウ直接知財の取引 その4

インタラクティブな取引が効果的である ノウハウ直接知財の取引の目的は、そのノウハウを利用するために受信者の主体内に間接知財を生成することにある。「1+1=2」という単純なノウハウ直接知財ならば、直接知財のままで主体内に蓄積することは可能だが…

ノウハウ直接知財 ノウハウ直接知財の取引 その3

受信コストが比較的大きい 「聞くだけはタダ」「知らないより知っているほうがトク」という常識は妄言に過ぎない。情報を聞くこと、情報を理解すること、情報を記憶し続けること、それぞれに心的・肉体的なコストが発生する。もちろん発信者に情報の対価を支…

ノウハウ直接知財 ノウハウ直接知財の取引 その2

情報取引と効用の発生の時間が大きく違う ノウハウ直接知財による効用 「効用とは何ぞや?」という話を始めると最終的には不可知論になりかねない。他人の心の内面は完璧に知ることはできないし、自分の心の内面だってたいていの場合は正確には分からないも…